ドモヽ(´Д` ) ( ´Д`)ノドモ zknsです。
折角ブログ書いてるので、Ingress Advent Calender 2015に参加させていただきました(∩´∀`)∩
ってわけで、12月8日の担当です( ー`дー´)キリッ
ゆーてもあんまり高尚なことはいつもどおり書きません。適当に好きなことを書こうと思います。
序 Ingress歴について
私がIngressを知ったのはちょうど2年前の11月、ねとらぼの記事を見た時。
サイバー感パネェ:見慣れた街でこんなバトルが……! Googleが開発した世界規模の“陣取り”ゲーム「INGRESS」が面白そう – ねとらぼ
当時auショップのおねぇさんをしていて、社割で安くNexus7を手に入れたものの、何をしたらいいかな~と思っていた矢先のこと。
Ingressは長野県でプレーしているひとは当時殆どおらず、ポータルもなく、何したらいいの?状態でした。
その辺りのエピソードは、前回のsakeruさんとの対談に詳しく書いてあります。
それが2013年冬のこと。しばらくソロでやっていましたが、2014年春にIngress Resistance Nagano, Japanを設立。しばらくはゆるいサークル感覚でIngressをやっておりました。
2014年11月、忘れもしないDarsana Additional Cellの到来。
大変でしたが、私の武勇伝としてこの先ずっとドヤ顔で語り続けるんだろうと思いますw
G+でフォローしてくださる方も増え、県を跨いだ繋がりもでき、長野レジスタンスコミュニティの人数も100名を超え、2014年12月、長野県諏訪市でクロスファクション忘年会を開催。 県内外から40名を超える参加者が集まり、本当に嬉しかったのを覚えています。
年が明け、タダノブと「株式会社リチャージ」とかいうふざけたサークルを作りPodcast「ほぼ月刊Ingress」の配信を開始。
自分が存じあげない人でも「Podcast配信してらっしゃる方ですよね?」と言っていただいたりとかするようになり、Ingressコミュニティ(地域ではなくIngress界隈の人たち)のネットワークの広さと情報拡散力を感じたという側面もありました。
2015年4月、上田城跡公園で開催したクロスファクション花見。
これも県内外からおよそ50名が集まり、地元の地域新聞にも取り上げてもらったり……色々と思い出深いイベントです。
特に県外から来ていただいた方もかなり多かったこと、手伝ってくれた方もたくさんいたことなど考えると、本当にありがたいというか…もう言葉が見つからないほど感謝しています。
そして紆余曲折の末、Ingress Resistance Naganoの代表を引退。
コミュニティの投稿は埋め込みできないっぽいのでアレですが、理由は「このままだとやりたいことをやれないと思ったから」というのが一番でした。
その直後の2015年9月、Ingress First Saturday in 信州上田の開催。
大変でした、というのが正直な感想です。
そして2015年10月、Ingress Resistance Naganoをはじめとしたコミュニティからの退会。
理由は色々ありますが、それはこのへんの記事で。
そして現在に至ります。
あっという間の2年間。様々なことがありました。そのいろいろを、以下の章でつづっていきます。
1, Ingressが繋いでくれた出会い
Ingressをやっていてよかった、と思うのは、きっとIngressをやっていなければこの人には出会えなかっただろうな、と思う人がいること。
そして、以前に疎遠になってしまった人とまた出会い、以前とは違う一面を見ることができたということ。
まずあげられるのがこの2つです。
ひとつめの、Ingressをしていたからこそこの人に出会えたと思う人。
もちろん、実際に会った方とそうでない方がいますが、両方を含めると新たに知り合えた方というのは500人を超える数だと思います(超どんぶりだけど
その中でも、ドッペルゲンガーかと思うほど思考パターンの似ている人と、私とは全く正反対で鋭いカミソリみたいに頭の切れる人。この二人と知り合えたことは自分にとって物凄い刺激になったなと思います。(分かる人は分かる)
どちらも本当に知りあえて良かったと感じるし、心から信頼しているし尊敬しています。Ingressから離れてもずっと良い友人でいたいなぁと。
ふたつ目は、コミュニティの運営や作戦行動などを通して、以前から知っていたはずの人の全く知らなかった一面を見れたこと。
古い友人としてその人を知っているつもりになっていたことが恥ずかしく思えるくらいです。
疎遠になってしまっていた人とまた会えたことも、非常に得るものがありました(とんでもない昔に片思いしてた人から「Ingressってどうやって遊ぶの?」とか連絡来たり)。
Ingressをプレーしていくなかで私が一番重きをおいている部分が、この「人との出会い」だな、と改めて感じます。
2, ゲームという意味でのIngress
本当は1番最初に持ってくるべき項目をなぜココに持ってきたかというと、私はIngressをゲームとしてはたくさんプレーしてないからですw
なので、「ゲームとしてはたしかに楽しい」けれど、「ゲームを通して人と出会ったりしたほうがその何倍も楽しい」。そういう意味での2番めです。
私にとってIngressは、「出会い」。フィールドを作ることはあまり重要じゃない。それは人と人同士の出会いだけでなく、初めて訪れる場所、初めての体験との出会い。
Ingressをしはじめた時にまず精を出したポータル申請は、地元との出会いでした。
いつも目にする大好きな場所や景色をポータル申請して、それがLIVEした時の感動とか、いつも歩いている商店街や通勤路にもポータルになりそうなものがあったりとか。
初期の頃から言われていることですが、それまで自分にとって無価値だったものが、スキャナを向けることで価値のある物に変化する。それが本当に素晴らしい体験でした。(この話は敬愛するデザイアさんのアドベント記事にも載ってましたね。)
また、誰かが生やしたポータルを訪れることも同様に心動かされることが多かったです。誰かの琴線に触れた場所なんだな、と。その周りを散策して、更にポータル申請したりとか。
なので逆を言うと、ポータル申請がストップして、Ingressをする楽しみがちょっと減ってしまったなーという実感もあります。
ポータル申請がストップしてからは、Missionが楽しくてしょうがない。
確かにSpecOpsの数稼ぎという側面もなくはないけどw、日本橋の連作Missionとかスゴイ楽しかったです。自分が滅多に行けない場所のMissionが特に楽しい。それだけのために旅行したい(けどカネがないw
Missionはちゃんと観光ができるのがいいなと思います。街を見て、ちょっとお腹すいたなーと感じたらMissionルートの近くのラーメン屋に入ったりして、Missionが進んでいくに連れてメダルアートが出来上がっていくあのワクワク感。全部やり終わった後の達成感と、泥のように眠るあの感覚。
Ingressでしかこれは味わえないんだろうなぁと。何をこんなに惹きつけるのか全くわからないけど、それがすごく楽しい。
Missionは「想い」。ここを歩いてもらいたい、見てもらいたいと願った製作者の想いだと私は考えます。
だから、ただ数を稼ぐだけじゃもったいない。その想いを感じながら歩きたい、といつも思っています。
…なので、Ingressを楽しむときはだいたい一人のことが多いです。
スキャナを見ながら、スキャナの外の現実と対話をしているような感覚。それこそ「現実世界の価値あるものを見つけるスキャナ」が自分にとってのIngressなんだな、と。
皆でやっても楽しいんですけどねw 誰かとやるときは、Ingressが重要というよりも「皆でやる」という状況のほうが大事なんだと思います。
こう考えると、自分にとってIngressは現実を楽しむためのツールであって、ゲームそのものについてはあまり重要じゃないのだな、とも。
3, 入り口として
Missionが実装される前から、「ポータルを順に回るスタンプラリー的なこと出来ないかなぁ」と思っていたこともあり、Missionが実装され、ユーザーがMissionを作れるようになったことは本当に感動モノでした。
というのも、私は元から地元の観光に対し興味を持っていたということがあり、Ingressを始める以前から何度かイベントを開催してきた経験もあったことで、ぼんやりと「観光に使えないかな」と思っていた節はあったからで(後出しジャンケン的w
岩手県や横須賀市で「Ingressで観光~」という話が出てから、自分でも何か出来ないかなと色々考えていました。
今まで開催してきた花見やFSも、根本にある狙いは同じ。「地元に来てもらいたい」「地元のいいところを見てもらいたい」。
そのきっかけは正直いってIngressでなくても良い。けれど、Ingressの持つ「そこに行かなければ体験できない」という動機付けの力と自分が持つ発信力・実行力を鑑みるとこの方法が一番効率よく、そして応用しやすい。必ず楽しいイベントにできるに違いない!という謎の核心がありました。
皆様もご存知の通り、来年の1月からNHK大河ドラマ「真田丸」が始まります。その関係で「上田でIngressのイベントやってもらえませんか?」と発破をかけた人も実はいて、その人と会ったことがきっかけで上田FSをやった、のはここだけの話。(誰とはいえないけどその筋の人なら分かる
地元行政の方が中々動けなかったりしてヤキモキしたりもしますが、いちプレイヤーとしてはなかなか頑張ってる方じゃないかなーと自分で思います(過大評価
上田FSの後、松本の行政の方が主催したイベントに助け舟を出しつつ、「やっぱり行政の力ってスゲェわ」と実感しました。(と同時にすごく悔しい思いもしたw
入り口という意味では、イベントを開催する→未経験者がIngressを始めるということでもありますが、Ingressをきっかけにして→街を見て歩いてもらうという意味での「入り口」は、Ingressの特性上、かなりの可能性を秘めているなと常々感じています。
4, これから
これまでIngressをしていくなかで、様々な経験をしてきました。もちろんいいことも悪いこともそれぞれたくさんあったし、今現在ももちろん両方あります。
そのうえで正直言って、私が持つIngressに対する思いや印象は始めた当初からかなり変わっているなと自覚しています。
今まで自分が素晴らしいと思っていたIngressの世界はひどく狭くて閉鎖的だった、とコミュニティなどから離れてみた時ぶ気づいて、それにしがみついてイベント!観光!と騒ぎ立てていた自分が浅はかだったなと思ったりもしました。
ソジャーナもとっくに切れてしまったし、スキャナを起動しない日もあります。2年前からずっとIngressのことばかり考えていた私がです。
Ingressが世界の中心みたいに思い込まされていた…全てがそうとはいいませんが、コミュニティに縛られていることはあまり良くないことなんだな、と感じたりもします。
確かにリーダーをやったりイベントをやったり様々な条件があってがんじがらめになってしまっていた部分もありますが。
本当に地元の、一般の人の理解を得るためには、閉じられたコミュニティの中で完結していてはいけないんだな、と。
その結果のひとつがこのブログだったりするわけですが。
でも、Ingressのイベントを辞めたいというわけではないです。もともとイベント好きIngress好きの私がここまで大風呂敷を広げておいて黙って辞めますなんて言えないし、やりたいと思っていたことはまだ完成していないので。
これからは、地元のイベントの一部としてIngressを溶けこませることとか、Ingressをきっかけに地元をもっと感じ、楽しんでもらうことに重点を置いて何かやっていきたいと思っています。
Ingressが主体のイベントではなく、地元のイベントの中の一部としてのIngress。
Ingressを始めた当初、「これ、エージェントの人たちみんな観光案内できるようになるんじゃないのw」なんて思ってたこともあり、ある意味初心に戻ること。
そんなことをこれからやっていきたいなと思っています。
具体的には… 地元の某お祭りのプロジェクトの1つとしてやらせていただくという計画は既に進んでいますが、どんな形になるかはまだわかりません。お祭りの日には既に旬は過ぎているかもしれないしw
けど、Ingressをきっかけに来た人に、お祭りも最大限に楽しめるようにできたら、という。
ある意味、Ingressが観光案内所を兼ねるような、自分が当初理想とした形の実現を目指していきたいと思っています。
こんな感じですかねぇw
まーた大風呂敷広げて!ってタダノブに怒られそうですが。
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