ドモヽ(´Д` ) ( ´Д`)ノドモ zknsです。
今日はめずらしく映画のレビューです。
今日紹介するのは脅威のインド映画「バーフバリ 王の凱旋」。
実はもうDVD/Blu-rayになっていて、一部レンタル店にも置いてあります。
残念ながら長野県ではもう劇場でやっていないので、TSUTAYAレンタルで今回は視聴。
まだ劇場でやってるってのに円盤になっててしかもレンタルになってるのがすごい。大盤振る舞い過ぎる。(円盤だけに)
ちなみにamazonビデオでも既に視聴できる模様。
あらすじ
「バーフバリ 王の凱旋」の元ネタはインドの神話的叙情詩「マハーバーラタ」だそうです。
ものすごい雑にいうと、王族のいざこざ話です。物語はとてもシンプルでよくある話。
主人公も征服王イスカンダルをおばけにした感じをイメージしてもらうといいと思います。
本当は国王になる予定だったバーフバリだが、クズのいとこの陰謀で国王の座を奪われ、国を追われ、さらには殺害されてしまう。
残された嫁と息子で復讐を果たし、恐怖政治だった国を奪い返して平和な国を取り戻す。
そんな王道ストーリーです。わかりやすい。
登場人物と雑な説明
バーフバリ:主人公。戦闘力とカリスマ性が規格外。次期国王になる予定だった。
カッタッパ:王族に仕える奴隷で、戦闘力がヤバい。バーフバリへの忠誠心が非常に厚いじいさん
国母シヴァガミ:バーフバリのおば。マヒシュマティ王国をおさめていて絶対的権力を持っている。何かと目をひん剥くおばちゃん。
バラーラデーヴァ:バーフバリのいとこで、シヴァガミの息子。次期国王は自分だと思っていたのにバーフバリがカリスマ過ぎて足元にも及ばないのを認められない嫉妬クズ。
シヴァガミの旦那:名前分からない。バラーラデーヴァの親父で腰抜けのじじい。
デーヴァセーナ:バーフバリが修行中に一目惚れする、クンタラ王国の姫。めっちゃ美人。っょぃ(物理)
シヴドゥ:バーフバリの息子。バーフバリより雑だがつよい。
マヒシュマティ国民:バーフバリに絶対の信頼を置くたくさんの人々。そしておれら。
全員に言えることは、とにかく強い。なにもかもが強い。でかい。多い。スケールが桁違いです。パワーも絵面もです。
感想
今回は仕方ない自宅で視聴しましたが、やっぱり劇場で観れるうちに足を運んだほうが良かった作品なんだと痛感しました。
というのも、多分「うわあこれ劇場のでかいスクリーンと音響で視聴したら全然別物になるんだろうなあ」と思うシーンが何度もあるから。
見始めて最初10分で「あれ、これエンディングかな?」って思うくらい大盤振る舞いの演出。この掴みの10分で見事に心を奪われます。
最初から最後までずっとバーフバリはカリスマおばけ。イケメンってこういう人のことを言うんだな…一生ついていきます王よ…ってなる。
なんていうかね、男性として惚れるとかじゃないんです。彼は王なんです。王を称えるってこういう感情のことを言うんだな…って初めて思いました。
もう理屈ではうまく説明できないんですが、とにかくこれは見ないとわからない感情です。
(そりゃ現代日本に王なんていう存在はいないし、仕方ないんだけど)
で、何がスゴイって、とにかくすべてのシーンが見せ場。あらゆる場面でハイパースロー&アオリで、とにかく「あ、ここは流して作ったな」っていうシーンが全然ない。
あと象つよい。おおい。わりと歌って踊るけど、「いきなり歌い始めたなおい!」っていうシーンはない。船が羽ばたいて飛ぶ。めっちゃ人が死ぬ。エンドロールが一瞬で終わる。
息抜きできるシーンがないです。正直言って疲れます。
でもそれ以上の興奮と王を称えたいという熱い衝動が湧き上がってきます。それがバーフバリ。
さいごに
バーフバリを観たことがない方がこの記事を読んでも「何言ってんだおめぇ(CV.野沢雅子)」と思うであろうというのが容易に想像できます。
私も視聴前はそう思ったことでしょう。
一つ言えることは「新しい感情が生まれるときは理屈じゃない」ということです。
お近くの劇場でまだ観れるのであれば、迷わず観てください。あなたもマヒシュマティ王国民になれることでしょう。