ドモヽ(´Д` ) ( ´Д`)ノドモ zknsです。
Ingress界隈の方の間でLINE的に使われているチャットアプリ、ハングアウト。
ハングアウトはGoogleの提供するサービスなので、履歴をオフにしない限りGmailのチャットフォルダに全部履歴が残っています。流石Googleと言わざるを得ない。
グループハングアウトも退出しなければ履歴はずっと残っています。(退出すると見れなくなる)
で。
Ingressはじめてからこちらまでの履歴を見ていたらちょっと心に来るものがあったので、簡単にまとめておきます。
Ingressをはじめて、コミュニティを作って、ハングアウトを導入したのはHerios Artifactが長野を横断した時でした。(リンク先はデザイアさんのまとめ)
まだその時はArtifactが何なのかわかりませんでしたが、そのためのハングアウトに招待されたのがきっかけです。
私は元々Ingressとは別の用途でGoogle Talkだった頃からハングアウトは使っていたんですが、グループでプレイするのが楽しい、コミュニティを作ってプレイすることが楽しいとはじめて思ったのもハングアウトのおかげでした。
特にIngressは単独でできることに限界があるゲームだったり、「出会ってしまう」ゲームデザインなので、グループプレイすることでなおさらIngressにハマった感もあります。
ハングアウトを使うようになり、リアルタイムのやり取りが多くなり。
Darsanaが長野に来て、チームプレイの楽しさや一体感を知り。
作戦以外でもハングアウトを使うようになりました。例えば飲み会とかのオフ用のもの、地域ごと(全エリア・北・東・中・南信)のものとか、コミュニティ管理者用とか、まぁいろいろです。
ハングアウトを多用するようになり、以前の記事に書いたように、知りえないことを知る機会も多くなりました。
私はそもそもがコミュニティ管理者という立場もあり、そういったことに目を背けるのはいけないことだと思い込んでいました。
まぁその余計な責任感がいけなかったんですが。
ハングアウトの良くないところは、全てがクローズドなところだと思います。これはタダノブがサポートになってくれた時からよく話した話題。
確かに便利ではあるけれど、見えない部分が多すぎる。
グループチャットとしては、2015年夏頃から使われ始めたslackのほうが優秀だと感じます。
というのも、
ハングアウトの場合は、参加しないと中で何が話題にされているかがわからない。
当然といえば当然の話ですが、「見えないこと」を「想像する」ことができてしまう。
ここでいう「想像」は悪い方、「被害妄想」の部分です。
実際に話題にされているかどうかわからないことについて「XXに違いない」「XXと言われていそうだ」と被害妄想させる余地を与えてしまうということ。
でも実際、ハングアウトで会話している内容自体は別に隠さなくても別段問題ないものも多くあります。
それを含めてすべて隠してしまうことで、外部(=そのハングアウトグループに参加していないメンバー)から「XXに違いない」とマイナスイメージを持たれてしまう。
これってひとつの集団にとってすごくマイナスだと思うんですよね。
反対にslackの場合は、大きいくくりの集団の中で「隠す必要のないもの」「隠す必要のあるもの」と分けることができる。
まぁこれは隠すものを作ろうと思えば作れちゃうので使う人によりますが、こういう作りになっているのは考えられているなーと感じました。
まぁ、そんなで、クローズドコミュニティ内外での「XXに違いない」という思い込みは、いろんな人にあるんだと思います。もちろん自分にもあります。
それに振り回された過去の自分がハングアウト履歴に見えて、非常にいたたまれなくなります。なんでこんなに疑心暗鬼にかられていたのかな、と。
その疑心暗鬼の向く先は真実だったかもしれないし、妄想だったかもしれない。もはやどちらでもいいですが、日に日に憔悴していくのがわかるんですよね。
それと同時に「あの時ああすれば」という思いもありますが、きっともう同じことはしない、したくないなあと。
なので、今でもグループハングアウトには少しだけ参加していますが、基本的にはあまり好きじゃないです。
必要だから入っているだけで、通知は基本切っています。
最終的に思うのは、文字のみのやり取りの怖さ。疑心暗鬼の怖さ。
集団から逃げ出してしまった後悔。
元々自分は想像してしまう質なので、向いていなかっただけかもしれません。
Ingressに出会って良かったと思う反面、悲しいことですが、出会っていなければ「無知」という意味で幸せだったかもしれないと思うこともあります。
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