ドモヽ(´Д` ) ( ´Д`)ノドモ zknsです。

最近読書感想文しか書いてない気がする。
いや、読書楽しいんですよ。

Sponsored link







今回はこれです。
長野駅前の平安堂で暇つぶし用の本を探していたら、この本が呼んでいたので。

表紙がものすごく女子力高い感じで正直買いたくなかったんですがw、読んでみたら買ってよかったと思いました。

 

35歳までと区切ってあるのは、女性は35歳までに妊娠出産しにくくなる、体のターニングポイントだから。
それまでにお金を効率的にためておいたほうが、人生がどういう方向になったとしても選択肢が広がりますよという話。
35までにどうにかしないと大変だぞ!というわけではないです。

この本のいいところは「女性は結婚するものである」「女性は出産するものである」「女性は○○するものである」という価値観の押し付けがないところ。

現代女性のライフスタイルは多様化していて、そのなかでどういった人生を自分で選択していくか。
さらに、その選択肢を選んだ場合、老後まで具体的にどのくらいお金がかかるのか。

厚生労働省などのデータを踏まえていくらぐらい、いつまでに、というのを書いてあるので、非常にわかりやすくて整理されている内容でした。

 

切り口はまず、お金を得続けるための「仕事」
ライフスタイルに合った働き方はどんなものか。主に雇用形態と時間管理の話。

その次に「結婚・出産」
主に、挙式の費用と内訳、そのために必要な貯蓄
出産における費用と健康保険や自治体の保証の話
子供が出来てからの「保活(保育園に入園できるようにする活動)」、教育資金等々の話。

次が「住まい」
賃貸なのか持ち家なのか、共働きかどうか、職場と子供保育園・自宅の位置関係の話
ローンを組んだらどのくらいお金が必要で、支払いプランが変わると金利はどれくらいか、いくら損するのか
マンションや中古住宅という選択もあるよ、という話。

最後に「一人で生きること」
結婚も出産もしないとしたら、仕事や貯蓄、住まいはどう考えるべきか。
孤独や老後の不安はどう補うべきか。

 

すべての項目においてデータを踏まえた「メリット」「デメリット」が書いてあるので、これからの人生こうしたいと決まっている人にも、これからどうしようか先が見えない人にもよく分かるように書いてあります。

女性のための本みたいな感じに書いてあるので確かに軸は「女性の人生」なんですが、男女構わず、人生においてこういう選択肢を取るとこのくらい必要で、こういうイベントにこのくらい備えておけば安心というのがざっくりわかる、入門書のような印象でした。

最後の方にはお金の増やし方という章もあります。



この本は若い人ほど読むべきだなと思いました。

日本はお金の増やし方とか貯め方とか学校で教えてくれないので、こういうことこそ知ってるか知っていないかでものすごい格差が生まれてしまう気がします。

20代の早い内にこういう本に出会っていればなあ・・・。

 

正直な話をすると私はあるときから結婚願望がほとんどないので、「結婚とか出産の章は関係ねぇや」と思って流して読んでいました。

とはいえハプニング的に(?)結婚・出産も可能性としてはゼロじゃない。

その気がなくても「このくらい必要」と知っていて、それなりの貯蓄をしておけばいざその時に困ることがないし選択肢もひろがるという意味では、もう少しお金について真面目に考えるべきだなと改めて思います。

 

恥ずかしながらお金についてはずっと無頓着できたので、ちょっとまじめに将来への備えというのを計画的に作っていかないとな、と反省するワタクシなのでした(´・ω・`)

 

 

次はこれを読んでいます。
うつ病シリーズを書いているのは良いけど、うつ病の科学的・医療的な側面からの情報をまるで知らないので。

かと言ってこれ医療書じゃないんですけどね。

あ、ちなみに、うつ病シリーズ書いているからと言って今現在うつ病なわけではないです、念のため。
Ingressしてないのは別のことに時間を使うのが楽しいからですw

 

\シェアしてくださるとずくがでます/